こんにちは。2019年8月10日発売の別冊フレンドより、PとJK【第57話】「2人だから」を読みましたのでご紹介します。
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56話では、功太の姉に頼まれて、大神とカコが功太を救うために功太の家を訪れました。カコが何を言っても聞こうとしない功太を大神は過去の自分と重ねてしまっており、自分を救ってくれた功太に負けるなと強い気持ちをぶつけました。
大神の言葉に、ようやく功太の心が動き始めます。
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PとJK【漫画原作57話】最新話ネタバレあらすじ
功太の家の前に戻ってきたカコは深呼吸をすると、よし!と気持ちを切り替えて功太の家へ入ります。
カコらしい高いテンションで中に入ると功太はベランダの窓を開けて立っています。
カコは急いで功太を止めますが、これはカコの勘違いで功太は空気を入れ換えていただけでした。
ほっとしたカコに功太は「飛びおりるかと思った?」と聞きます。答えないカコに功太はすぐに、親父の死が無駄になるからそんなことはしないと言います。
功太は大神の話題について話し始めます。大神の気持ちを裏切ったと気にする功太は、合格おめでとうという言葉さえもカコに伝えてもらおうとします。
しかしカコは大神も自分も、功太がいつか歩きだすと信じているから自分で伝えた方が喜ぶと功太に言います。
カコは今までとは違い、功太の人生だからいつ歩きだすかは功太が決めればいいと言い、シンプルにまとめた自分の気持ちを伝えます。
「わたしは 功太くんの隣を並んで歩きたい」
追いかけるのではなく並んで手を繋ぐことのできる自分になりたいと言うのが今のカコの気持ちです。
功太の気持ちが全部わからなくても一緒に生きていけると話すカコは最後に
「わたしはあなたが好きだから」
としっかりと功太の目を見て伝えます。これは返事を求めるものではなく伝えたかったことだと言ってカコは帰ります。
そんなカコを功太はバス停まで送ってくれます。歩きながら功太はカコの誕生日が近いという話題をふりますがカコは覚えていたことに驚きます。
功太は別に本当に生活に支障が出るほどふさぎこんでいたわけではありません。周りが心配してくれていることも、今も昔も自分には味方がいることもちゃんとわかっていました。
バスを待つ間、功太はカコにちい先生を救いたいか尋ねます。一瞬迷うものの、頷くカコに功太はちい先生には犯行時の記憶がないという事実を伝えます。
カコは知りませんでした。功太はちい先生が覚えていないから自分が忘れてはいけない、自分のせいで父が死んだから自分を共犯者のように感じている、自分を許せる人は誰もいないとつらそうに話します。
その事が功太を苦しめ、その苦しみがないちい先生を憎むことに繋がっていたのです。苦しそうな功太の手をそっと握るカコ。
バスが来たためその日は別れます。後日施設で夏祭りの招待状を書いているとき、子供の1人がちい先生に渡す招待状を書いています。
そこにかかれた名前は「せと こうた」でした。
PとJK【漫画原作57話】の感想
今回はまだ辛い内容が続きました。結局前を向けたのでしょうか?ちょっとわからなかったですけど、カコの伝えたかったことで功太が救われたのでしょうか。
個人的には前回の大神の言葉の方が響いた気がします。ラストででてきたちい先生の名前。まさかの「こうた」かぶりでした。
その事を功太は知っているのでしょうか。カコはこの名前を知ってさらにちい先生に対する気持ちが大きくなっていくのだと思いました。
誰も幸せにできないと思っていたカコはこの状況をどう変えていくのでしょうか。
PとJK【漫画原作58話】を考察
ちい先生の居場所はわかりませんが、次回どうにかしてちい先生に招待状が渡るのでしょう。渡すのはもちろんカコです。
子供たちが会いたがっているということと功太のことを伝えるのでしょう。これでちい先生が前を向いていくれるのでしょうか。
期待する展開としては、犯行時のことはしっかり覚えていますよ、ととてもダークな展開になることです。しかしそれはまずないでしょう。
功太が来て、あのときのちい先生は許せないけど、今は前をみて生きろという感じのことを言うのではないでしょうか。