こんにちは。2019年9月5日発売のモーニングより、コウノドリ【第299話】「私の責任」を読みましたのでご紹介します。
前話をご覧になっていない方やもういちど振り返りたい方はこちらからお願いします↓

298話では、娘の在宅医療を続けることで疲弊していた森元ヤヨイが自らの手で娘の命を奪ってしまったところで終わっていました。
自分の誕生日も忘れ、何よりも娘を優先してきたヤヨイは旦那や親に頼ることもできずに、追い詰められていました。
※0円で漫画を読む方法
動画配信で有名なU-NEXTでは、初回無料登録で31日間のトライアルがあります。電子書籍も52万冊の取り扱いがあり最初にもらえる600ポイントで書籍を読むことができます。1冊実質無料でしかも安全に読むことが可能です。▶︎今すぐU-NEXT無料トライアル
※注意)違法サイトでダウンロードをするとウィルス混入や個人情報が盗まれる可能性があります
コウノドリ【299話】最新話ネタバレあらすじ
久々家に帰って来た森元ヤヨイの旦那が発見したのは、娘コノハの変わり果てた姿でした。
コノハ死亡のニュースを見た小松たちは、ヤヨイがやったのであれば、今回の事件は産科にとっても無関係とは言えないと胸を痛めていました。
救急救命やNICUのサクラたちもこの事件の話をしています。
24時間世話が必要な壮絶な介護の現場では介護をする人の睡眠不足はあたりまえ、睡眠不足は人を壊れさせるには十分すぎる要因で、虐待などに至ってしまうケースも少なくないと言います。
今橋は在宅医療で子供の親にNICUの技術を求めてしまうのはいけないことだと考えています。
森元ヤヨイと話している新井は、ヤヨイが旦那から離婚を突きつけられたことを知りました。
もともとヤヨイ旦那はよく実家に帰り、家に帰ってこなかったのでヤヨイも1人で頑張らなくてはいけないと気を張ってきました。
しかし、離婚というリアルな2文字がヤヨイを壊してしまったのです。
コノハは自分が守らなければいけない、それなら自分のことは誰が守ってくれるのか?
そう考えたとき、すでにヤヨイはコノハの人工呼吸器をはずして飛び出していたのです。新井と歩きながらそんな話をしていたヤヨイは警察署に到着しました。
こうなってしまったのは全て自分のせいだといって警察署に入っていこうとするヤヨイに、新井は子供が障害をもって生まれてきたのはヤヨイのせいではないと強く言います。
ヤヨイは涙を浮かべながら深々と頭を下げると警察署に入っていきました。その後、新井は偶然、白川と再会します。
コウノドリ【299話】の感想
はじめのシーン。コノハが顔色を悪くして死んでしまっているシーンがとても辛かったです。
自分一人では生きていくこともできない、歩けない、しゃべれない、そんな人形のような子供をいつまで守ることができるでしょうか?
加えてヤヨイには回りのサポートがありませんでした。コノハを殺してしまう結果になったのは、ヤヨイのせいだけとは言えないと思いました。
障害をもって生まれたのはヤヨイのせいじゃないという新井の言葉はすごく心に響きました。
コウノドリ【300話】を考察
白川先生との再会が新井にどんな変化をもたらすのでしょうか?何か大きな決断をするという事でNICUに戻るのか、それとも大きな制度改革に出るのではないかと思っています。
在宅医療の限界、NICUを出たあとの子供、親のサポートについてもっと考えなければいけないことがたくさんあります。
今回の事件で大切な命を奪う結果になってしまったことを胸に、もっと障害児を育てるいい環境作りを心がけるのだと思います。白川先生も協力してくれるのではないでしょうか?