ハッピーエンド【55話】最新話ネタバレあらすじ感想｜56話を考察！

こんにちは。2019年5月25日発売のビッグコミックより「ハッピーエンド」第55話「私だけじゃないんだ」を読みましたのでご紹介します。

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前話では、友紀ちゃんに父親と一緒に協力して、母親の在宅医療を受け入れさせるためにも、心からの納得が必要だ。天道医師はなぜか、はちみつマキアートのコンサートに友紀ちゃんを誘った。母親の病院生活で精神的にも疲れている友紀ちゃんの息抜きでもなさそうだ。

ハッピーエンド【55話】最新話ネタバレあらすじ

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— ビッグコミック編集部 (@bigcomic_mg) May 24, 2019

友紀ちゃんは、はちマキのコンサートに大満足だ。もともとがはちマキのファンで久しぶりにライブに参加できて大満足だった。

ケアマネージャーの屯田さん、天道先生も年を気にせずはじけていた。ライブが終わって、天道先生は友紀ちゃんを楽屋に誘った。

そこで、友紀ちゃんにはちマキのメンバーのアカネちゃんを紹介する。

天道先生はアカネちゃんに今日も素晴らしいステージだったとほめ、アカネちゃんはしばらく天道先生がライブに来ていなかったので心配していたと話した、友紀ちゃんはアカネちゃんのファンだから、頬を赤らめて挨拶していた。

実は天道先生はアカネちゃんのお母さんを5年前に看取っていたのだ。アカネちゃんはその時の思い出を友紀ちゃんに話し出した。

実はアカネちゃんも、お母さんのがんが見つかった時は、もう末期の状態で手術や治療はしたけど半年でダメだった。

そのときアカネちゃんは暴れまくったらしい。お母さんにもどうしてもっと頑張ってがんの治療をしないのか、治そうとしないのかと食って掛かった。

でも、子供として母親が治療をあきらめて、家に帰ってくるなんて納得できるはずがない。治療を続ければ、奇跡みたいなことが起こって、前のように元気に暮らすことが出来るかもしれない。

そう思うのが子供にとって当たり前だと思う。天道医師は言う。お母さんはお父さんも交えて考えて考えた末に、在宅医療を選んだのだ。

そして多くの医師やケアマネがサポートしてくれたおかげで、アカネと母親の最後の時を幸せに、有意義に過ごすことが出来た。

ハッピーエンド【55話】を読んだ感想

アカネちゃんはその時の経験を経て、今は言うことが出来る。もっと早くママに緩和ケアを受けてもらって、辛さを取ってもらって、一緒に家で過ごすことが出来たら、もっとママと楽しい時間を過ごすことが出来たのではないかと思う。

ママが調子の良い時は一緒におしゃれして出かけることが出来たかもしれないし、ママの料理のレシピをもっと教えてもらうことが出来たかもしれない。

あの時にあんなに反対して、こだわったことが今は本当に反省している。アカネちゃんは経験したからこそ、在宅医療の良さを話すことが出来る。

ハッピーエンド【56話】を考察

子供の立場で、親が在宅医療に変えると言うと、多分みんなが反対するだろう。子供としては少しでも長生きしてほしいと願うのは当たり前だ。

そう願わない人間は子供ではない。しかし、がん治療に苦しさがあるのであれば、それよりも苦しさ辛さを取りながら、家族と一緒に暮らすことを選ぶのを反対は出来ない。

それは治療の苦しさから逃避するのではなく、より積極的に死期を知り、より積極的に家族と一緒に暮らすと言う事を選ぶことなのだろう。