ザ・ファブル【213話】最新話ネタバレあらすじ感想｜214話を考察！

こんにちは！2019年4月27日発売の週刊ヤングマガジンより「ザ・ファブル」第213話を読みましたのでご紹介します。

212話では、凶行を重ねる怪人・山岡。その犠牲者となった2体の死体。感情のない山岡は虎視眈々とターゲットを狙い潜伏しています。山岡の奇襲に備え、オクトパス企画にて護衛するアザミや待機するユーカリ。

ヨウコやミサキ、明もそれぞれが警戒しながらの生活をしていきます。そんななか、マツ、マグロ組のクロ、スズムシたちは死体処理をすることになりますが・・。

ザ・ファブル【213話】最新話ネタバレあらすじ

マツはスズムシやクロと同行し、死体処理のために現場に向かいます。体液の漏れる死体を積み込んでいるときにクロの携帯に着信があり、現れたのはヨウコとユーカリでした。

今後の次郎捜索も相談しながらヨウコは用意してきた荷物をマツに渡します。それは捨てたはずの愛娘の写真。

心から感謝するマツの横ではユーカリに対峙し、複雑な心境のクロがいました。クロは不愛想なユーカリからなんとか尊敬する明の話を聞きたいようです。

しかし、それは敗北したユーカリにとってはデリケートな話になるため、クロは思案し、様子をみて打ち解けてから聞き出すことにしました。

どこまでも明を尊敬し慕うクロです。そのころ現場ではヨウコが怪人・山岡の行動と思考を推理していました。

2人目に殺害された組幹部の水野は銃を持っていたはずにも関わらず、心臓に一発で殺されています。

現場には水野の銃や携帯電話もなく持ち物の痕跡がない様子。なにもかもよくわからない状態です。

「山岡の罠かも―――」死体搬送を進めようとするマツに対し、ヨウコが言葉を発しました。一方そのころ、ヨウコの家ではミサキと明がいました。ミサキを気遣う明となにか役に立ちたいと考えるミサキ。

ミサキは今まで陰で明たちに守られていたことを気が付くが、同時にそれは事件が終わったときに2人がいなくなることも予感しています。

ミサキは明に対し事件が終わっても消えないでほしいと切実に訴えます。

「山岡は水野の携帯をGPS代わりに私たちを罠にハメるつもりかも・・」

死体処理現場の車では、ヨウコが推理をしています。

ユーカリらとともに車の中を捜索する面々。やはり形態は車の中に仕込まれていたようです。

怪人・山岡の狡猾な罠がそこにはあったのです。

ザ・ファブル【213話】を読んだ感想

暴力的な一般人(主にヤクザ)サイドと、平和主義な超人サイドの落差が素晴らしい。両者の日常描写がリアルかつ生臭い。話のテンションは比較的フラットに進行するのに、気付けばコッチは手に汗握ってる。ムチャ面白い。ビュンビュン読める#ザファブル 1～17巻 pic.twitter.com/m3J5OI7CQ9

— 黒コップ (@mcrocoptte) April 27, 2019

死体処理作業を通じて、クロやマツ、スズムシのそれぞれの登場人物の立場と心境が描かれており、相変わらず群像劇として物語に深みを与え、読者を引き付けています。そこに現れたヨウコは油断なく山岡への警戒から罠を推理。

かつては敵側だったユーカリが怪人・山岡のトラップの心理を逆に読み取り、みんなで車の中からGPS携帯を探して見つける過程もカタルシスを感じます。

並行して、ヨウコの部屋での明とミサキの会話は、明やヨウコの底知れぬ優しさと、それに気づくミサキの健気な感謝が表現されており、みていて人間ドラマを感じます。今回も良回でした。

ザ・ファブル【214話】を考察

生きてるってなんだろ
生きてるってなぁに

暇つぶし
暇つぶし
どうせ暇つぶしなら楽しく暇つぶしする！
今日の夜から寒いとかほんまでっか#ザファブル pic.twitter.com/kavZwpL2yN

— 東海市→キャバクラ再生 新瑞橋→会員制バー準備 (@2_xhezrqh) April 26, 2019

ザ・ファブル次回「214話」はおそらく少し動きのあるアクション展開になると思われます。理由は、今回の主軸が死体処理現場での推理や会話、さらにヨウコの部屋での人間的な感情の機微だったからです。

山岡の罠も明らかになり、次回は奇襲、または誰かが負傷するかもしれません。今回の静の進行は、次回の動的なアクションの布石ではないでしょうか？

また山岡の罠を見破ったようですが、それがさらに罠である可能性も否定できません。緊張感とスリルがアップしていき、次回も楽しみです。