こんにちは。2019年7月8日発売の週刊少年ジャンプより、アクタージュ act-age【scene72】「努力」を読みましたのでご紹介します。
前話をご覧になっていない方やもういちど振り返りたい方はこちらからどうぞ↓

71話では、山に登り、花子に出会ったことで何かを掴んだ夜凪。約束の3日目を迎えます。しかし、その日は朝から大雨で、花子は下山を断念しようとします。
そんな状況の中でも、夜凪は下山を決意。「待ってなさい前髪三本人間。この私が今、下界に降りるわ」
※0円で漫画を読む方法
動画配信で有名なU-NEXTでは、初回無料登録で31日間のトライアルがあります。電子書籍も52万冊の取り扱いがあり最初にもらえる600ポイントで書籍を読むことができます。1冊実質無料でしかも安全に読むことが可能です。▶︎今すぐU-NEXT無料トライアル
アクタージュ【72話努力】最新話ネタバレあらすじ
雨の中、夜凪を待つ王賀美。そこに現れたのは…共演者の白石と朝野の2人でした。
3日目の約束の日ということで、2人は揃って王賀美の元を訪れたのです。
「あら?夜凪さんは?」朝野は夜凪の姿がないことに気付きました。
「逃げたな」
残念そうな王賀美はその場を後にします。道路に出た王賀美は止まっていた車に近づき…
「おいパパラッチ…空港まで送れ。俺はハリウッドに戻る」
その頃、花子はバイクを飛ばし、後ろには夜凪の姿があります。
「風雨でルートを変更したのが痛手でしたね。これが走れメロスなら日没でアウトです」花子は言います。
「大丈夫よ花子さん…シンデレラなら0時までが約束の時間だから」
夜凪はそう返すのでした。
「王賀美さん!これで何度目のドタキャンですか」空港に記者達が押しかけ、王賀美を囲んでいます。
「うるせぇな」我関せずの王賀美。
武光はその様子を見ながら焦っています。
「私も業界から弾かれるでしょう。困りました」天知は言葉ではそう言うものの、全く動じていません。
「そういや忘れてた」王賀美は何かを思い出し、天知を呼びます。
「こいつの名は天知心一悪徳プロディーサーというやつだ。各社気を付けろ」テレビの前で王賀美は言います。
「今の一瞬で実質食を失いました」天知は言います。
「王賀美さん!考え直して下さい!」武光は生意気と分かっていながら大きな声で王賀美を呼び止め、説得します。
「おれは賭けているんです…この舞台に!」
武光を見つめ、王賀美は語り始めました。
「俺は俳優になるための努力ってのをしたことがねぇ」スカウトされ、なんの努力もしていないのに賞を取り、ハリウッドにまで上り詰めた王賀美は、ある日流石に考えます。
なぜだ…?王賀美を出した答えは…。
「気付いたんだよ…お前たちはありのままの俺を愛してくれている。俺はその事実に感謝し、そしてその日から俺は一つ俺に努力を課した…俺が俺であり続けること…それが唯一俺が続けている努力だ」
傍若無人に見えた王賀美ですが、確固たる意志を持ってスターとしての己を貫いていたのです。
そんな彼を止めることが出来るのは夜凪しかいない…武光はそう悟ります。
「私と遊んでよ、王賀美さん」
そこに現れたのは桃城千世子です。
「桃尻」
千世子の名前さえ覚えていない王賀美。しかし、王賀美は千世子の表情を見て違和感を感じます。
「…こういう顔だったかこいつ」
「女の名前を覚えられない男はモテない」
そう言いながら王賀美の背後から現れたのは明神阿良也です。
「俺にとって価値のある女しか覚えられなくてな…巌ジュニア」王賀美はそう返します。その態度を気に入らないと言う阿良也。
「俺もこの女も化け続けている。あんたの本当の遊び相手は夜凪じゃない…俺たちだ」
アクタージュ【72話努力】を読んだ感想
下山のシーンがあると思っていましたが、全くありませんでした。今回は、約束の日に間に合わなかったということで、王賀美が暴走するという展開になりました。
夜凪も王賀美の元へ向かっていますが、それよりも早く王賀美の元へと現れたのは、舞台羅刹女の別サイドに所属する主演の桃城千代子と明神阿良也でした。
この2人が来ることを分かっていたから天知は余裕だったのでしょう。次回は千世子と阿良也の登場でどのような展開になるのか楽しみです。
アクタージュ【73話】を考察
次回は、突然現れた千世子と阿良也が演技を見せ、王賀美に衝撃を与えるのではないでしょうか。これで少しはやる気になる王賀美。
そこでなんとか間に合った夜凪が現れ、さらに次元の高い演技を見せつけます。その演技を見て、舞台に戻ることを決める王賀。
やっと役者が揃い本格的に舞台の練習に入ると思います。千世子はメソッド演技という、体験から演じる技術を身につけようとしていますが、夜凪は始めからメソッド演技を使っているので、レベルの違いを見せつけて欲しいです。